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地震に強い家ってどんな家?|南海トラフ地震が想定される「高知県」で家を建てる前に知っておきたい耐震に関する基本のき
2020/08/31
カテゴリー:構造・設計について

9月1日は、《防災の日》です。
関東大震災が発生した日であるとともに、台風シーズンを迎える時期でもあることから昭和35年に設定されました。

 

そこで、今回は、戸建て住宅を建てる時にみなさん一度は考えるであろう、『地震に強い家ってどんな家なのか?』ということについてお話していきたいと思います。

 

■高知の地震発生予測について~南海トラフ地震~

地震がとても多い日本。

特に高知県は、『南海トラフ地震』の想定震源域に含まれており、大きな揺れが起こると予測されています。最大クラスの地震が発生すると、高知県の26市町村が最大で震度7に、残りの8市町村でも震度6強になると想定されています。

 

■建築基準法の耐震基準ってどのくらい?

では、建築基準法では耐震基準はどのように定められているのか見てみましょう。

 

・数十年に一回起きる地震(おおむね震度5程度) に対して建物が損傷しない。

・数百年に一回起きる地震(震度6強・震度7程度)に対して倒壊・崩壊しない。

 

ということは、

・震度5程度の地震では損傷しないけど、震度6では建物に損傷が出るかもしれないということ。

・震度7程度の地震で倒壊・崩壊しないけど、建物には大きな被害は出るかもしれないということです。

 

高知県で想定されている地震は、震度6~7。

つまり、高知県で家を建てるなら、建築基準法以上の耐震性能を持っている住宅の方が安心といえます。

 

■建築基準法の1.5倍の強度「耐震等級3」

震度7の地震でも、安心して住み続けられる『地震に強い家』にするためにはどうすればいいか。

その一つの答えが、【耐震等級3】で設計することです。

 

国は、住宅性能表示制度として建物が地震に耐えられる基準として「耐震等級」というものを定めています。

建築基準法の最低基準を耐震等級1として、【耐震等級3】はその1.5倍の強度です。

 

警察署や消防署など大地震が起こった際に壊れていけない施設は、この【耐震等級3】で設計されています。

大地震が予測されている地域で家を建てるのであれば、このような施設と同等の強度で建てると心強いのではないかと思います。

 

 

―――――――

私たち、高知の工務店「丸和建設」は、50年以上にわたり、高知県の住まいと向き合ってきました。

 

家は家族を守るシェルターです。【耐震等級3】をクリアし、さらに直下率なども考慮した設計を行っています。

 

注文住宅はもちろん、耐震リフォームなどの経験も豊富です。

 

ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。

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